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2014年5月17日 (土)

集団的自衛権

 またまた畏れ多くも、渦中の「集団的自衛権」について気の付いたことを一言。

理屈については専門家の方のお話を聞くとして、メディアの取り上げ方を見ていて、議論の進め方に問題があるような気がします。

 今、日本を取り巻く環境は今までになく緊張が高まってきています(「誰が緊張を高めてんねん!」という議論はここでは置いときます)。又、海外在留邦人や海外旅行者も急速に増えてきています。現実に邦人が危機に晒されてしまうケースも出てきています。そんな中で、報道番組をみていますと、いろいろな意見を戦わすのは良いとして、「今、事が起きたらどうするの?」というところが抜けてしまっているような気がします。

 集団的自衛権の行使容認と憲法との関係を整理して国民的合意にまで持っていくには相当時間がかかると思いますし、法整備にも時間がかかるでしょう。でも、危険は待ってくれません。


 メディアにお願いしたいのは、理論闘争ではなく、今起きている問題にどう対処するのか、対処できないときはどうするのかを、具体的に議論するように仕向けて欲しいと思います。条文や法解釈は専門家に議論して貰えば良いと思います。メディアでは、抽象論ではなく、具体的な事例に対してどう対処できるのかを国民目線で議論すると、何が不足しているのか、何を変えなければいけないかが見えてくるのではないでしょうか。

 理論闘争と異なり、起きている事態、予想される具体的な事象への対処については、国民的合意を得やすいのではないかと思うのです。

 「決まっていないから国民を助けられません」というのは、不作為も甚だしいと思うのですが・・・。

ありがとうございました。

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コメント

「事件は会議室で起きてるんじゃない、現場でおきてるんだ!」というセリフが有りました。 すみません下世話な例で・・・

ご賢察もっともと思います。
後あとの事を考えずに、性急に物事を変えたり決めたりしては法制度自体が揺らぐから、憲法解釈を変えるんではなく憲法の見直しを・・・という学者や専門家がいますね。 それはわかるンですが、今、大阪にテポドンが落ちたらどうする?  話し合いで決めるべきという平和主義もわかりますが、自分の論理しか通さない自己チュー国家が軍の力で海外にいる日本国民に危害を加えたら、攻撃はアメリカ軍に頼むのでしょうか? で日本は後ろで「無駄な抵抗はやめろ!」と言いながら助かった人を運ぶ安全な役目で良いのでしょうか? そこで戦闘になりアメリカ軍が援軍を要請したら日本人は「日本国憲法により我々はあなたを助けることはできません。」と言えるか!!
そんな事にならぬように、平和的解決ができるように外交に力を入れると言ってた人もいましたが、今の外交力に期待できる?  
法整備は必要としても、それとは別に対策が打てる準備は今まさにやっておかなければならない緊急課題だと私も思います。
政府だけじゃ、あなた任せじゃダメっていう事、更には現実に国際問題が起こった時に政治に無関心じゃすまされないって事ですよね。
原発問題にも共通する「正すべき国民の姿勢」のような気がします。

ぼちぼち村長 様

いつもながらの痛快な文章のご投稿、誠にありがとうございます。ちよっと躊躇しながら書いたのですが、ご投稿を読んでストンと落ちました。喋ってみるものですね。
どうも我が国民は、ユデガエル状態で議論しているみたいで、出てきた結論も諸外国に対してはピントはずれの対応しか取れないのではないかと憂慮します。私は今、日本はお尻に火がつく寸前の状態と認識しています。それも「話せばきっとわかってくれる」というような悠長な相手ではないところからの脅威と考えると、余計に緊張感を感じます。
外交努力とともに、万が一の備えは万全に! ですよね。
ありがとうございました。

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